吉祥文様(きっしょうもよう・きっしょうもんよう)

吉祥文様(きっしょうもよう・きっしょうもんよう)とは、縁起がよく、幸福のしるしとして用いられるおめでたい文様です。
吉祥文様には、中国から伝わったものが多く、龍や鳳凰、雲気、鶴、亀などがあり、中国では吉祥性があまり強くない、松、竹、梅も日本では、吉祥文様として、広く用いられています。
また、日本生まれの吉祥文様には、橘(たちばな)や御簾(みす)、几帳(きちょう)、檜扇(ひおうぎ)、冊子(そうし)、御所車(ごしょぐるま)などがあります。
いずれも、振袖や訪問着、留袖、婚礼衣裳などの着物や帯の模様に用いられています。
>>>着物ワンポイント
近年、婚礼衣装も簡素化の傾向があります。振袖を婚礼衣装(=花嫁衣裳)として用いることも多くなっています。
振袖には、正礼装の本振袖と準礼装の振袖、また袖の長さにより振袖の格が異なり、大振袖は3尺、中振袖は2尺6寸から2尺8寸、小振袖は1尺5寸から2尺とありますが、婚礼衣装として用いる場合は、格の高い本振袖、大振袖を着用します。